2011年12月29日木曜日

女性の生理用品のこと 自転車のサドルカバーのこと

赤ちゃん用の紙おむつの製造、保管場所、などは注意が必要ということはもうご存じの方も多いと思いますが、女性の生理用ナプキンにも同じことが言えます。カルテ番号338番に「8/18 生理用品で違和感。」というお知らせをいただきました。実は、その数週間前にツイッターでみなさんと生理用ナプキンについて意見を交換しました。そして、行き着いたのは「布ナプキン」。使い捨てではないのでエコでもあります。そして、自分で管理できますから安全です。ただ、他の衣類と一緒に洗わないこと、は汚染を防ぐ上でとっても大事。乾燥も室内か乾燥機がいいのでは?と思います。


また、自転車も乗らないときにはサドルカバーを。というアイデアも頂きました。

2011年12月25日日曜日

兵庫県三田市議 前中敏弘殿

Fukushima Radioactive contamination symptoms research ( FRCSR )は海外の被曝症例に関する専門家と日本の医療関係者との知見の交換共有を目的に、東電放射能汚染後の体調の変化や不定愁訴に関する症状の収集を行っている、東京・アメリカ・フランスのジャーナリストによるネットワークです。


私どもFRCSRの収集した東電放射能汚染後の症例は、先月、ミンスクにあるベルラド研究所に資金支援をするフランスのNGO「チェルノブイリ、ベラルーシの子供たち」に於いて、被曝症状に詳しい学者、医療関係者、記者たちに公開されています。またFRCSRは、症状に苦しむ方々、日本の医療関係者および関係者に向けに、世界の知見者の被曝症状に関する論文、リポートを独自に収集し翻訳公開しています。そして、この相互協力の基本となるのは、日本の被曝症例の状況の把握と公明な公開であると私どもは認識し、症例の収集に全力を尽くしております。


このような背景から、公人である貴殿のインターネット上の下記4件の発言に、FRCSR は警告を発します。


掲載アドレス https://twitter.com/#!/Maenaka_Sanda


一、2011年12月17日
何だかな〜!線量計もったオバ様が騒ぎたてる姿をメディアは垂れ流しにしてましたが~(笑) 


二、同年12月19日
放射線神経症!彼等の行動見てると正にその通り。三田の議会傍聴に来た事あるのか?何も知らずに市役所に朝から晩まで匿名でメールと電話、迷惑な話だ!抗議するなら実名語れよ!


三、同年12月21日
今度は被災地の畜産農家を三田市で生活支援の為に受け入れてくれないかと内々に話しがあるのだが、放射線神経症の皆さんはどんな反応をしめされるだろうか?


四、同年12月22日
木下黄太が三田に来て放射線神経症患者を洗脳して帰ったらしい!


貴殿は、12月21日、木下黄太氏の発言「市議会議員という公職にある人が一般市民を誹謗したり、洗脳という単語を使うこと自体、おかしいと思いますよ。人として。」に対し「私にだってプライバシーはありますよ!自己主張もしますよ!気にいらなきゃ落とせば良い!命懸けで腹括って仕事してますから~何も怖くない。」と返答されておりますが、まず、貴殿が三田市議・前中敏弘という表記の元、発言されるということは、そこに記された発言はあくまで三田市議としての発言であり、これを個人の発言である、と認識することはできません。もし、個人で発言されているとするのであれば、三田市議という表記を外した上で発言される必要があります。従って、FRCSRは貴殿があくまでも「三田市議・前中敏弘」という立場で上記、四項目の発言を行われたものと事実認識しており、この認識の上に、下記に警告の理由を述べます。



警告理由


一、2011年12月17日
何だかな〜!線量計もったオバ様が騒ぎたてる姿をメディアは垂れ流しにしてましたが~(笑)

貴殿が市民の税金により給与を支払われている以上、この発言は、市議という立場を逸脱し、納税者を冒涜した許しがたい発言です。また、放射能汚染が広まっていることは周知の事実であります。大気はもちろん、瓦礫、車両、物品などの移動、食により、汚染は各地に広がっています。同時に、放射能による被曝は各地に拡大しており貴県からの症例報告も上がっております。


二、同年12月19日
放射線神経症!彼等の行動見てると正にその通り。三田の議会傍聴に来た事あるのか?何も知らずに市役所に朝から晩まで匿名でメールと電話、迷惑な話だ!抗議するなら実名語れよ!

そもそも、議会傍聴しなければ抗議してはいけない理由はなく、また「何も知らずに市役所に朝から晩まで匿名でメールと電話、迷惑な話だ!抗議するなら実名語れよ!」とありますが、実名を語らなければ抗議してはいけないという理由はありません。


二、同年12月19日
放射線神経症!彼等の行動見てると正にその通り。三田の議会傍聴に来た事あるのか?何も知らずに市役所に朝から晩まで匿名でメールと電話、迷惑な話だ!抗議するなら実名語れよ!

三、同年12月21日
今度は被災地の畜産農家を三田市で生活支援の為に受け入れてくれないかと内々に話しがあるのだが、放射線神経症の皆さんはどんな反応をしめされるだろうか?

四、同年12月22日
木下黄太が三田に来て放射線神経症患者を洗脳して帰ったらしい!

「放射線神経症!」「放射線神経症の皆さん」「放射線神経症患者を洗脳」発言ですが、「神経症」「神経症のみなさん」「神経症患者」は明らかな差別用語であり、著しい人権侵害です。


FRCSRは、貴殿の発言内容は無論、「神経症」「神経症のみなさん」「神経症患者」という人権を著しく侵害した貴殿を容認している兵庫県三田市議会についても同様の考えである、と判断させて頂きます。

2011年12月24日土曜日

アップルペクチンによるチェルノブイリの子供の体内のセシウム137の除去 公開しました


V.Bネステレンコ、A.V.ネステレンコ、V.I.バベンコ、
T.V.ヤーコヴィック、I.V.バベンコ
スイス・メディカル・ウィークリー2004年;134:24-27
翻訳:中居涼子 りんご野 公開2011年12月24日
ファイル形式:PDF

2011年12月23日金曜日

兵庫県三田市 「放射線神経症患者」とツイートする前中敏弘氏は議員として人として大丈夫ですか?





「放射線神経症!」「放射線神経症患者」明らかな差別用語です。また、「木下黄太が三田に来て放射線神経症患者を洗脳して帰ったらしい!」とありますが、明らかな名誉毀損です。兵庫県三田市のみなさんはこのような方を市議として支持していらっしゃるのでしょうか?ご本人へのご意見は @Maenaka_Sanda へお願いいたします。ホームページもあるそうです。 http://ameblo.jp/maenaka/
お問い合わせ
議会事務局  
住所:〒669-1595 三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5162
ファクス番号:079-564-2992


2011年12月18日日曜日

「風評」「デマ」に見る危機感の喪失について

15才の高校1年生の書いた一通の手紙が「風評」「デマ」という発言と共にネット上で物議を醸し出しています。

全文を掲載します。



お元気ですか?私たちは沖縄に移住し、 父、 妹は茨城に残っています。
 私は確実に被爆をしています。症状がかなりでています。主に甲状腺が腫れたり、鼻血  じんましん 免疫力低下などです。          
 自分でもびっくりするくらい体に異常が起きていて、あのまま茨城にいたら、近い将来 死んでいたかもと  沖縄の医師に言われました。 
  先生方は  公務員ですから、動けないことも、放射能について生徒に教えることができないのもよく分かっています。 様々な情報から真実を知った時、すごく苦しみました。もうすでに何人の人が死んでいるのか、ご存知ですか?私たちの世代が、あと10年後、それよりも早くごっそりいなくなると言われています。     
 茨城にいる友達が心配で仕方ありません。ネットを通して、みんなに情報を流していますが、 今がよければいい  どうせ子供産めないから、うちの親は公務員だから動けないなど将来に対して後ろ向きな考えばかりです。仕方ありません。高校生が事実を知っても、親に言えず、不安な毎日を過ごすばかりです。だから  その親に一番  放射能の怖さを伝えられるのは教師だと思いませんか? そのためにリスクはかなりあるかもしれません。それでも子供たちは 大人の宝物ではありませんか?今の子供たちを守れるのは大人しかいません。 残念ながら、国は子供の命より経済をとってしまいました。もし、将来  がんが増えて、国に  あの時の放射能が原因だと  訴えても  因果関係なしといわれるでしょう。 原発が爆発したときの「 ただちに影響はない」、 ただちにですよ!将来はどうなのかです。                                                                            
  もし、今までどおり普通に暮らしていれば、将来苦しむことは、はっきりわかっています。 私は今がよければいいなんて絶対に思いません。今  なんてどこでもできます。今いる場所によって将来が大きく変わるのです。私はこちらにきてよかったと本当に思います。 ですが、一番気掛かりは  茨城  関東  東北にいる子供たちの未来。本当に怖いです。誰も悪くありません。誰も責められません。 しいていうなら、国と東電。私たちは皆  被害者です。だからこそ、自分の命は自分で、子供の命は親で  守らなければいけないと思います。                                                                        
   先生  どうか放射能について真実を調べてください。どうかそれを  たくさんの人に教えてあげてください。大事な生徒を守ってください。 そこからは、それぞれが決めることです。                                                                       茨城での食生活  空気感染に十分お気をつけてください。ありがとうございました。   


このお手紙が公表される前に「みんなのカルテ」ではお母様からメールでお嬢様の症状をカルテに記載したいとのご連絡がありました。お母様はコンピュータが苦手でカルテに直接記載する方法がよくわからないので、なにか方法はありますか?というお問い合わせでしたので、メールでどうぞ、とお答えしました。

お嬢様から恩師に送られた手紙は、放射能防御プロジェクト木下黄太さんにお送りになり掲載となり、同時に、症状については「みんなのカルテ」でお預かりしました。
「風評」「デマ」のネット上での騒ぎの後に、お母様から、こんなメッセージをいただきました。

カルテさん。メール届いていますか、機械音痴のため、みんなのカルテに入れられず、木下さんにお願いしました。手紙のコピーはわたしが持っております。偽造でも何でもないし、必要ならもっと書くと娘は言っています。よろしくお願いいたします。妹がまだ茨城の中学に在籍しており、母親の私が担任宛に手紙を書きました。目の前にいた娘に、あなたも書いて、とお願いしました。娘は中学のときに生徒会にいて、先生方に信用されていたからです。中学の妹。娘が心配でたまらずふたりで速達だしました。コピーは私が勝手にとっておきました。


数日前のお母様のツイートにはこんな文章があります。


15歳の娘が、妹の通う中学校に、信頼する四人の先生当てに願う便りを書いて、速達で送った 高校生が事実を知っても、親に言えず、不安な毎日です。だから、その親に一番放射能の怖さを伝えられるのは教師だと思いませんか? って!


移住を迷った大人の自分に、うちの娘は、 そんな優柔不断だから、ママはだめなんだよって怒鳴った! 今、ここにいるのは、正しく15歳のおかげです。未来を生きたい 魂に頭が下がった…コイツ すごいや

「風評」「デマ」を言われる。しかし、それが事実である時に、この15才の子供とお母様の心に残した傷に、あなたはどう責任をとりますか?

さて、こうした事態の中で、もう一つ危惧していることがあります。それは、放射能の影響の一つでも最悪とされる神経への影響「危機感の喪失」です。この放射能汚染が広がる中において、まだ、それを「風評」「デマ」として、認識できない。私はそこに放射能汚染の身体的な症状の発症より、さらに深刻で恐ろしい放射能汚染の影響を感じています。



2011年12月17日土曜日

保管庫に「画像」ラベルを追加

画像のある症状を閲覧するために「画像」ラベルを付けました。保管庫右側の一覧にあります。

2011年12月16日金曜日

周囲の方のご理解、ご協力をお願いいたします

放射能汚染後、みんなのカルテでは皆さんが感じる「身体的な症状」について収集していますが、作業を行いながら、このところ強く感じるのは、精神的な不安、疲労が非常に高まっている、ということです。

精神的な持病をそもそも抱えていた人は、身体的に持病を抱えていた人たちと同じように放射能汚染後、症状が強まっています。放射能の感受性の高い人達にまず症状が現れたのと同じように、精神的な持病、不安定さを日頃感じる人達から、不安の訴えがまずはじっています。

そうした人たちとは別に、三つのグループがあります。

一つは、持病や障害を抱え、経済的な問題を中心に精神的不安に繋がるケースです。「避難してまで生きる価値が自分にはない」「みんなにこれ以上迷惑をかけられない」「しばしば自殺を考える」というメールを頂くことは少なくありません。

もう一つは、倫理観の相違によるもので、これは特に授乳期の子供を抱えるお母さんに多くあります。生まれたばかりの命を預かるお母さんにとって、毎日の自衛につぐ自衛の中で、避難や、あるいは放射能汚染さえ認めようとしない夫や、祖父母の存在は、時に、絶望の淵に立たせます。

避難した人でも、すんなりと避難できたケースばかりではなく、倫理観の違いから離婚したケース、避難を話しあう過程で互いの見解の相違が分かり、家族で避難をしたものの関係が悪くなったケース、などけして単純ではありません。

周囲に理解する人がいない、こうした方々がツイッターやフェイスブック、ミクシーなどのインターネット・メディアで同じような問題を抱える人達同士、つながりを持ち、気持ちを発散させたり、乗り越えるよう言葉をかけてもらうことはとても大切です。けして、孤独に陥らないでください。

そして、特に、授乳期の赤ちゃんを抱えるお母さん、自衛を頑張るお母さん、一日に一度、放射能汚染のことを考えない時間を必ず作ってください。長丁場です。自分のためにお茶を入れ、自分の楽しみにいい音楽を聞いて、リラックスしてください。張り詰めてばかりではなにも解決しません。それどころか、心を病みます。

それから、避難を受け入れてくださる方々へお願いです。自主避難の方々にもどうか、強制避難される方々と同じように、ご理解をお願いいたします。

シングルマザー、持病のある方、身体的に弱い立場にある方の自主避難にご理解をお願いします。避難の必要があるにも関わらず、アパートの保証人を探すことさえ困難な方がいらっしゃいます。皆さんの手助けが必要です。どうか、そうした方々に自主避難の道が少しでも開かれるよう、ご協力いただけたらと思います。お願いいたします。

また、同じく自主避難でも家屋にローンを抱えるため避難を思いとどまる方も多いのです。受け入れて下さる方々に、金融機関の受付窓口に関する情報があれば、大きな手助けとなります。

避難された方の中には、なれない土地でまだ不安を抱える方も多くいらっしゃいます。どうか、温かい目で地元の生活に適合できるようになるまで、見守っていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

2011年12月12日月曜日

土木建築業、造園業など場所を移動しての外作業

土木建築業、造園業など場所を移動しての外作業の方も多いと思います。作業を始める前に、作業場所の線量を測りご確認いただくことをお勧めします。除染並みの装備で作業される必要があるかもしれません。捨てられる防護用つなぎ、帽子、ゴーグル、マスク、手袋、靴カバー、常に準備しておいてください。

2011年12月5日月曜日

フクシマハートネットワークが発足しました

原発事故由来と思われる先天異常親の会が発足しました。

「分娩異常(早産など)も含めて、通常では起こらないことが子供や母体に起こっていると感じている方、ご連絡をください。情報を共有して困難に立ち向かいましょう。メーリングリストにご参加ください。」フクシマハートネットワークより

詳しくは下記へ

http://ameblo.jp/orionorio3/entry-11094876444.html

2011年12月4日日曜日

「爪ミネラル検査」について

ミクシーの記事「私の体からウランが検出されました。」の「爪のミネラル検査」について、ツイッターなどで拡散されているため、みんなのカルテにもこの検査について何件か問い合わせがありました。


放射能物質の判定にはかならず「核種」の判定が必要です。ヨウ素131、セシウム137「核種」つまり詳しい番号まで記載の必要があります。


どのような検査を受けられる際も、かならずどの核種に対応しているのか、詳しく事前に検査先にお問い合わせください。

2011年12月1日木曜日

追記:「歯」「毛髪」保存について追記


ツイッターの方から下記のように教えて頂きました。

「福島から避難してきた友人は、新聞と髪の毛と爪をラミネートパッチしていました。いつのものか、を証明するために考えたそうですよ。」

「髪」「爪」の保管は自分でできると同時に、いざというときに重要になります。日付の証明のため、新聞もというのもいいアイデアです。福島県の方だけでなく、避難された方、そして、不安を感じられる方は、地域は関係なく、ぜひ、保管してください。

健康被害に備えて「歯」「毛髪」保存 保護者ら注目

原発事故による放射能の影響で将来への不安を抱える県民は少なくない。健康被害を受けた場合に備えた取り組みが県内で広がっている。歯の神経の細胞「歯髄細胞」を将来の治療用細胞として保存、治療に用いる、再生医療推進機構(本部・東京)などが運営する「歯髄細胞バンク」に原発事故以降、特に本県から注目が集まっている。また、毛髪に放射性物質が含まれるため「毛髪が被ばく証拠となるとの学説がある」として県内の理容、美容業界では、毛髪の保存を顧客に勧める店も出てきた。
 同機構は鶴見大(神奈川県)と連携し2009(平成21)年から同バンクを開始。これまで、約350件の申し込みがあったが、事故後、本県からの問い合わせや申し込みが入るようになった。10月は全国で35件の申し込みがあり、そのうち本県以外の東北地区は6件、本県は12件で約34%だった。同機構の大友宏一代表は「原発事故の影響による健康被害に備えて子どもの乳歯細胞を保管したいという保護者が増えている」と語る。
(2011年11月28日 福島民友ニュース)


元原稿 http://www.minyu-net.com/news/news/1128/news8.html

2011年11月30日水曜日

カルテブックス新しいカテゴリー出来ました。

カルテブックスに新しい本棚「自給自足する」「暮らしと食の知恵」ができました。

http://astore.amazon.co.jp/bookshelf311-22

「突然死」についての記録を開始します。


いつもみんなのカルテを閲覧させていただいている者です。御労苦に感謝いたします。
私は、東北地方在住ですが、原発事故後、突然死の話を段々と身近で聞くようになってきました。それも過去持病がなかったり、年齢的に若かったりという、今までだと考えられないようなケースの突然死です。
みんなのカルテでは、様々な症状が取り上げられていますが、こうした突然死のデータを集めるということをお考えになったことはないでしょうか。カルテに残る症状は、当然のことながら、まだ生きている方の情報です。突然死してしまった場合には、カルテには情報が載りませんが、明らかに放射能のせいとしか考えられないようなケースは記録に残しておく意義があると思うのです。チェルノブイリの事故後も、セシウムによる心臓発作やそれによる突然死がたくさんあったと聞いています。
以上、ご検討いただけると幸いです。

みんなのカルテでは「症例」を収集していますが、「突然死」についても上記のご提案から記録保管を開始することに致しました。ただし、ご本人やそのご家族に関する「症例」とは違い「情報」ですので、真面目な内容と確実性のある記載を強くご協力お願いする次第です。突然死の記載については、身近で亡くなられた方の、年齢、地域、性別、ご職業、死因など具体的に解説のご記入をお願いいたします。


2011年11月23日水曜日

みんなのカルテひと月が経過しました

「みんなのカルテ」を立ち上げてひと月が経過しました。


たくさんの症例をご報告いただき、ありがとうございます。


放射能汚染後、どのような症状が広がっているのか、共有できるデータベースを作ることを目的に「みんなのカルテ」ははじまりました。この間、多くのみなさまにお力添えいただいたとともに、「みんなのカルテ」が次に進むステップも見えてきたように思います。


一つには、この共有データの内容をぶれのない統計としての有効性を持たせるために、2000~3000の症例を今後も継続して収集してゆくということ。そして、書きこんで頂いた皆さんには、追記をお願いしたいと思います。


このひと月の作業の中で、もっとも大きな出来事は、18日、ベラルーシ、ミンスクにあるベルラド研究所に資金支援をするフランスのNGO「チェルノブイリ、ベラルーシの子供たち」の記者会見で、フランス在住のジャーナリスト藤原かすみさんが「みんなのカルテ」の症例を発表して下さったことです。小さな一歩ですが、放射能汚染後のみなさんの症例がチェルノブイリの医療関係者、研究者、フランスのマスコミに公にされたことはとても大きな意味があると感じます。一枚のカルテがみんなのカルテに繋がり、医療のドアを少しづつ開こうとしています。


今後共、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2011年11月17日木曜日

避難移住に伴う車両、物品の移動について



「以前から避難先への車両、物品の持ち込みが気がかりでした。」という内容のメールをいただきました。

「みんなのカルテ」をご覧頂いているみなさんの中には、避難移住をお考えの方もいらっしゃると思います。そこで、この「車両、物品の持ち込み」について少し考えてみたいと思います。

現行では避難移住に伴う車両、物品の移動についてはなにも基準がありません。避難に関わるボランティアの方々の善意、と避難移住される方々の判断に任されています。そして、特に車両に関しては、ボランティアの方々の善意から情緒的になりやすく、風評や差別と結び付けられることもあるようです。

しかし、こと放射能汚染に関して「みんなのカルテ」はそうした情緒性だけでこの問題を見るべきではない、と考えています。

体内に影響を及ぼす放射能物質には、例えば、セシウム137は30年、プラトニウム239は24000年、コバルト60は5年、ストロンチウム90は28年というような、途方もなく長い半減期を要する物質が含まれています。そして、これは体内に影響を及ぼす放射能物質のほんの一部ですが、それだけでも子宮、肝臓、肺などに影響を及ぼします。

情緒性からだけで、気の毒だから、だけでこの問題は片付けるべきではないのです。

11月の報告書にも書きましたが、自車を持ち込み咳が再発、避難地へ送った衣類のダンボールを開けたらとたんに咳き込んだ、届いたショールを巻いたらいきなり咳、といったものがあります。

もちろん、避難移住される方にはさまざまな事情があることとお察ししますが「みんなのカルテ」では、予め知っておいていただきたいことがあるのです。それは、せっかく避難移住されても、特に車両の持ち込みは非常に問題です。症状が再発することがあります。また、先の半減期からも理解いただけるように、せっかくのクリーンゾーンを維持することができなくなります。ボランティアの方々の善意を無駄にしないためにも、移住する側から車両の持ち込みについて、今一度お考えいただければと思います。

2011年11月16日水曜日

米国科学アカデミーセシウム137汚染図

「みんなのカルテ報告書」11月報告書の症例報告地域図と米国科学アカデミーセシウム137汚染図を一度に配置してみました。符号点があります。ご確認ください。

2011年11月14日月曜日

11月分の報告書を作りました。

11月分の報告書が出来ました。保管庫の「みんなのカルテ報告書」にアップしてあります。

2011年11月10日木曜日

カルテBooks  できました

放射能汚染に関する書籍だけを集めた「カルテBooks 」を作りました。内容は、こどもを守る、食を考える、防衛する、掃除する、の今のところ4つのカテゴリーです。手に取りやすく、考えやすく、実行に役立つような本を選んで見ました。左のリンクからご覧になれます。みなさんが「読んでよかった!」と思われる本があれば、ぜひご紹介ください。みんなで本棚を作れたら、と思います。

2011年11月9日水曜日

これ以上悪化させないために

お医者様で「原因不明と言われました」あるいは「XXXXと言われました」という投稿をよく拝見します。「言われました」ということは、ご本人に診療の納得性がないか、あるいは、それだけではない、と感じていらっしゃるか、いずれにも何がしかの疑問や不満が残るということだろうと思います。

そして、ここにご投稿いただいたみなさんは「放射能汚染によると思われる体調の変化」として、ご投稿いただいてますので、症状は放射能汚染によるものである、ということを前提に、お話しします。

私は先日「放射能物質による人体への影響およびその半減期」という人体図を作成しました。これは、どんな放射能物質が人体のどの部分に影響し、その半減期はどれくらいかかるのか、を示した人体図です。この資料は、1982年アメリカの放射線被曝に関するリポートとして当時の上院議員ジョン・グレンがまとめさせた資料に登場するもので、アメリカで人体被曝への影響を解説する際、よく登場する資料です。

ここには、みなさんが耳にしたことのある、セシウム137、プラトニウム239、ストロンチウム90など13種類の放射線物質があげられています。

まず、これらの物質が全て発見できるような医療検査が果たしてあるのか、という問題があります。「原因がわからない」と言われる背景には、現在の医療検査の遅れにもある、とも考えられます。

次に、それらが検出されたとして、完治できる、つまりこれらの化学物質を排除できる治療方法があるのか、という問題があります。放射能汚染が問題なのは、みなさんが抱えられているような症例を引き起こすと同時に、効果的な医療手段がなく、ウラニウム233のように途方もない時間人体から排出できない化学物質が含まれている為です。

もう一つ、これは私の体験ですが4人の医者(内科医、耳鼻科医、皮膚科医、歯科医)に「みんなのカルテ」を見て頂いた際、異口同音に「科学的エビデンスがない」と言われました。つまり、医療関係者もこれほど汚染が進んでいるにもかかわらずエビデンスを理由に放射能汚染を考慮しない、関心を持たない方々が未だにいる、ということです。これは、医療機関、医療従事者側の理解力の問題です。

今月頭に10月末までのベータ版の症例報告を作成しました。ご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、これにもある通り、症例は全てにまたがっており、10月末時点で症例数は124、現在は140近くにのぼります。これは、医療の側面から見れば、これら全ての部位、症例に関する医療が放射能汚染による影響を考慮する必要がある、ということです。そして、症例が単独である場合は殆どありません。お一人の平均症例は現時点で6.7ヶ所に昇ります。汚染食品の流通、症状回復のための避難、一時疎開、および先の全てにまたがる症例を考えた時、すべての地域の医療機関、すべての医療従事者に放射能汚染という診療の観点が付加されるべき、と考えるのはこのような点からです。

放射能汚染による治療は長期に渡る根気が必要です。同時に、複合的に症例がある場合、全てに関連性があるためどれか一箇所が画期的に完治するということが難しい現状にあります。そして、これ以上悪化させないことは非常に重要です。命の危険がある、ということも重症になれば起こりうることですが、そうならないためにも、小さな症状が複数にまたがっていても、根気よくすべての症状について治療を試みてください。症状はひとつの反応ですが、体が知らせてくれている証です。ですから、症状が小さくなるということはうまく排出できている証でもあり、継続しているということはまだ内在している、ということになります。

これ以上、悪化させないためには

・汚染地域から脱出する
・汚染物質から離れる
・一次疎開をして抵抗力を回復し戦える体を少しでも取り戻す
・全ての症状に関して根気よく治療回復を目指す
・食品の安全性を確認する 外食を控える
・マスク・ゴーグル・帽子をつける
・家庭内に放射能物質を持ち込まないよう掃除を徹底する
・衣類への付着を防ぐ...これから寒くなりますが毛織の重衣料など注意してください
・汚染地域の方、特に乳幼児、お子さんのいらっしゃる方は洗濯物の外干しは止める

などが必要です。

これからますます寒くなり、体調も変化します。どうか今一度、管理の方法を見なおしていただければ幸いです。



2011年11月8日火曜日

資料頒布のお知らせ

放射線物質が人体のどの部分に影響し、半減期はどのくらいの期間なのか。「人体図:放射線物質による人体への影響およびその半減期」にまとめました。「みんなのカルテ保管庫」の頒布資料のリンクにて一部100円で扱っています。

2011年11月7日月曜日

こどものカルテ症例分類を行いました

こどものカルテの症例分類を行いました。やはり「皮膚」と「気管支」に関するラベルの多さが気になります。同時に、「みんなのカルテ」でトップに上がる項目は子供も網羅しているものがあります。これから寒くなります。アトピー、アレルギーの悪化にご注意ください。

2011年11月3日木曜日

こどものカルテできました

子供だけの症例を集めた「こどものカルテ」ができました。「みんなのカルテ」からお子さんの症例だけを集め、分析しています。リンクはこちらです。

http://sos311kartekids.blogspot.com/

2011年11月1日火曜日

ご質問:都道府県、市、区記入欄作成について

都道府県、市、区記入欄を作ってください - みんなのカルテさまへ (?)
2011/11/01 (Tue) 17:05:55
みんなのカルテさま
このようなサイトをありがとうございます。
地区別にすると傾向がわかると思いますので、ぜひ投稿欄を作ってください。よろしくお願いします。

というご提案がありましたのでここに返答を掲載させて頂きます。
以下、返答です。

都道府県、市、区記入欄についてのご意見をいただき、まことにありがとうございます。おそらくご覧になる投稿者のみなさまにはカルテに都道府県よりさらに細かい区分があることがご記入作業の軽減とともに「自分の地区」での発症例として認識を高める役割もあろうかと思います。

ここにご記入頂いたデータは「みんなのカルテ保管庫」に保管されます。保管の作業は、データをコピーし、全てのデータを読み、一つづつにラベルをつける、という作業です。「みんなのカルテ保管庫」の投稿をご覧いただけるとお分かりになると思いますが、皆さまがおつけになったタイトルよりも、更に細かな詳細のラベルがそれぞれの投稿にあります。これは、コンピューターが自動区分しているわけではなく、全て手作業です。そして、「みんなのカルテ」の管理および「みんなのカルテ保管庫」への移動、分類、ツイッターでのお知らせ、など作業は多岐にわたり、この作業全てを今のところ私が一人で行なっております。

この膨大な作業を行う必要があるのは、ご投稿もさることながら、「みんなのカルテ」で重要なことは保管庫における症例の分類だからです。保管庫のデータは、そこからさらに月刊報告にまとめ、その月刊報告をさらに分析する必要があり、最終的な役割は投稿いただいた方のみならず多くの方々、医療関係者の方々に症例を把握頂き、この先には、翻訳により海外の方々にもこの現状を伝えたいと思っております。

そこで、ご意見のあった更に細かな区分についてですが、まずこのデータは「保管庫」に反映される必要があります。つまり、ここに細かな地区区分があった場合、それも保管庫に反映される必要があるということです。地区区分をさらに細かくした場合、保管庫の地区区分ラベル数が膨大になろうかと思います。その作業はラベル区分の際の手間を増やすと共に、一方の症例分類の際、症例の見落としや、一件あたりの症例を分析する時間を奪います。

また、これは非常に重要なことですが「どの地域に症例が見られるか」ということよりも「どんな症例が具体的に発生しているのか」ということのほうが重要です。なぜなら、全体の症例が、段階的にステップアップし、発症がさらに増えることが予測されるためです。つまり「この地区で発症がある」という現在の感覚は広域に吸収され最終的には「どの地区」ということが意味を持たなくなる、それくらい汚染がひどく発症のピッチが早い、ということです。「みんなのカルテ」は現状の把握と同時に「警報」の意味も備えますが、ピンポイントで区分することにより「広域への警報」の焦点が失われます。「私の地域は大丈夫」という認識を持たないでいただきたい、区域区分が意味を持たない、この危機感を理解していただきたいのです。ですから、ホームの冒頭にも「医療機関の皆さまへ」としてお願いしておりますように「どの地域」「どの医療」にも放射能汚染からの観点が必要になるということをお伝えしています。それはすなわちエリアによらず「どの地域」に住む人たちも同等の警報が必要だということです。

また、先にも申し上げた海外にこれを発信する際には、100キロ、200キロというような広範囲での把握となります。市や区は意味を持ちません。

「市や区」までの区分がデータとしてどこまで機能があるのかが疑問です。もう一つ、地区別にすると傾向がわかる、ということですが、症例の傾向は、年代、性別、その人の病歴などの体質や普段の生活、地域の汚染度によるもので、安全とされる地域にも症状を抱える方がいらっしゃるということです。また、症状を抱える方が移動される場合も多くあります。つまり、「市や区」がどうであるか、ということよりも、「みんなのカルテ」がお伝えしたいことは、全域にわたり私たちは緊急事態下にある、ということです。

ご理解の程、よろしくお願い致します。

2011年10月31日月曜日

迷惑投稿に関して

迷惑投稿者のIPその他の情報はは全て記録され、削除と同時にブロックならびにスパムとして報告しています。迷惑投稿は明らかに管理記録作りおよび閲覧の大変な妨げとなります。繰り返し執拗なものに関しては、IPアドレスの公開ならびに法的処置の対象と致します。


「みんなのカルテ」に迷惑投稿が見つけられた場合、速やかに削除するように致しますが、管理人が早急に対処できない場合があります。投稿者の皆さまにはご不快かと思いますが、ご理解の程、よろしくお願い致します。

2011年10月30日日曜日

放射能汚染による症状に見識のある医院


放射能汚染による症状に見識のある医院


「みんなのカルテ」に症例をご報告いただいている方、また閲覧いただいている方の多くが、放射能汚染による症状に見識のあるお医者さんはどこか、ということに関心を持たれていると思います。


小野・出来田内科医院 小野俊一院長は、インターネットを通じ積極的に放射能汚染と身体への影響について発信されている数少ないお医者様の一人です。「みんなのカルテ」を閲覧される方には現状を理解するのに分かりやすく、また力となる内容をブログにたくさん書かれていますのでご案内させていただきます。


過去のブログ内には
福島の子 甲状腺機能変化2011年10月05日
内部被曝-その評価と治療方法2011年10月10日
福島健康基本調査問診から読み解く2011年10月14日
お子さんの甲状腺機能検査を2011年10月18日
甲状腺機能検査、報告のお願い2011年10月30日
などがあり、特に、「甲状腺機能検査、報告のお願い」にもありますように、「甲状腺データ入力フォーム」を通じ、みなさんの甲状腺検査の結果を収集分析されています。


小野・出来田内科医院 関連リンク


ブログ「院長の独り言」
ブログ全体の道案内
ツイッター @onodekita

2011年10月29日土曜日

お子さんの症状をお知らせ下さい

小さなお子さんをお持ちの方の多くが、放射能汚染の影響を気にかけていらっしゃいます。

けれど、子供の体、特に小さなお子さんの体はとても繊細で敏感。ただの鼻水なのか、風邪なのか、見極めが難しく「みんなのカルテ」に記入することを躊躇される方も多いと思います。

「みんなのカルテ」は、特に小さなお子さんに関しては明確な「症状」がなくてもご記入いただけます。原発事故後、私たちはみな同じ条件下にいます。継続した体調の観察はどのお子さんにも必要だと「みんなのカルテ」は思っています。自分で説明することのできない小さなお子さんのいらっしゃる方、いつもと違うと思われたら、それが「鼻水」でも「微熱」でもどうぞご記入の一歩にしてください。

よろしくお願いいたします。

2011年10月28日金曜日

カルテの追加 3月31日から10月18日分

2011年3月から10月18日までの症例を収集されていた方からご提供頂いたデータ92ページ分を本日より追加を開始したします。

2011年10月26日水曜日

ブログ村に「みんなのカルテ保管庫」を登録しました

一人でも多くの方に「みんなのカルテ」をご理解、ご利用いただくために、にほんブログ村から「医療情報」「医者/医師」「チーム医療/専門医療職」宛に「みんなのカルテ 保管庫」のpingを送信いたします。

2011年10月25日火曜日

医療関係者のみなさまへ



「みんなのカルテ」をご覧いただき、ありがとうございます。

「みんなのカルテ」は、原発事故後の体調の変化や不定愁訴などの情報を共有するために、不安な症状を抱える皆さんの記録を収集しています。

私たちは、広島、長崎の体験者以外、被爆の体験がありません。そのため、放射能とは何か、被曝とは何かを理解する、そうしたことから始めなければならず、原発事故以降、汚染された環境下で大変不安な状態にあります。その中には、症状を抱える皆さんと同様、治療にあたられる医療従事者の方々も含まれます。症状を抱える方も、それを治療する方にとっても、過去の経験や症例が当てはまらない、という現状があります。

こうしたことから「あきらかに何かがおかしい」と感じる症状を抱える方の声を集め、ある時期を境に同時多発的に特徴的な症状が派生していることを理解できるようにすること、その全体像と関連を把握できるよう、誰もが公に共通認識を持てる環境を整えること、それが「みんなのカルテ」の目標の一つです。

「みんなのカルテ 保管庫」のそれぞれのカルテの下には、分類があります。全ての方が複数の症状を同時に抱えていらっしゃいます。例えば、体重減少、倦怠感、痺れ、歯茎の出血、という具合です。

症状を抱える方は、自身が最も改善を優先したいとする症状の専門医や医療機関を訪ねます。体重減少や倦怠感、痺れがあったとしても、歯茎の出血を優先するのであれば、まず歯科を訪れます。ある人にとって、それは眼科や産婦人科、皮膚科かもしれません。一般に考えられるように、甲状腺専門医が放射能汚染による症状に関する見識が高い、ということではすまなくなってきています。また、症状を抱える方の中には、九州、遠くは沖縄に移住された方もいらっしゃいます。

つまり、放射能汚染に見識のある医療従事者の皆さまに限らず、また原発近県の医療機関ばかりではなく、あらゆる医療機関、医療従事者に放射能汚染による症状への理解が必要です。

「みんなのカルテ」を通じて、どの医療分野の皆様にも放射能汚染という新たな観点を診療に加えて頂くことを切に希望いたします。

ラベルに地域を追加しました

ラベルに地域を追加しました。地域のないカルテに関しては「地域不明」としてあります。

2011年10月24日月曜日

保管庫のラベルについて

「みんなのカルテ 保管庫」ではみなさんのカルテに番号を付け、ラベルで分類しています。ご覧いただくと、一つにまとめた方がいいのでは、と思われる重複する項目があるとお感じかもしれません。例えば「胸」と「肺」などです。

しかし、「胸の痛み」と「肺がチクチクする」はご本人の感じ方の違いで、そこに分類上の判断や解釈を加えないようにしています。できるだけ、ご本人の感じ方に忠実に分類したいと思います。

最終的に大きなデータとして集約の中では統合する場合もあります。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

保管庫のカルテにカルテ番号をつけました。

保管庫のカルテに全てカルテ番号をつけました。ご自身のカルテ番号をメモいただくことをお勧めします。症状の変化により「みんなのカルテ」に追記される際、万一前回の投稿がどこにあるのか分からなくなっても、「投稿先不明のためカルテ00番に追記」とお書き添えいただいて新規投稿いただければ、管理人が保管庫にて整理いたします。

2011年10月23日日曜日

管理人からみなさんへ 大切なお願い

はじめまして、「みんなのカルテ」管理人です。

「みんなのカルテ」の準備作業に追われ、みなさんへのご挨拶が遅れ失礼いたしました。今日は遅ればせながら「みんなのカルテ」の主旨について記しておきたいと思います。

「みんなのカルテ」には大きく二つの役割があります。

一つ目は、それぞれが自分のカルテを継続し経過を観察できるということ。また、他の方のカルテを閲覧できることで症状の予測や対応を考えるきっかけとなること。

二つ目は、個人のカルテを集約し、分類分析することで被曝状況の全体が理解しやすくなるということです。

「みんなのカルテ」は今後、被曝医療が必要となる上で医療従事者の負担を少しでも軽減することに役立つと同時に、被曝医療に理解や認識のある医療従事者を増やすきっかけともなると考えます。

どうか、被曝の症状と思われる方は「みんなのカルテ」にご記入ください。ご協力をお願いいたします。