2012年8月5日日曜日

海外へ避難されている皆さまへ:海外で受診する際に医師に渡す手紙

海外へ一時避難、または移住をされる方が、海外の医療機関で受診をされる際に、医療従事者に日本で起こった事象を手短に説明する手紙を作成致しました。

英語ができる方でも、海外での受診の際には、説明が難しいものです。
原発事故によりどういう影響が及び、皆さんがどのような防御対策をされ、どのような症状が起こり、何故日本での受診が困難であったかなどを、医師の立場であれば知りたいだろうと思う範囲内で、簡潔に説明致しました。

また、日本の医師も海外の医師も、被ばくに対する知識が豊富でないため、チェルノブイリの経験から、どのような検査が必要であるかも説明致しました。

海外の受診時には、事前に頼めば、医療通訳をつけてくれると思います。(自費の可能性はあります。そういった通訳の方でも、原発事故の影響を十分に説明できない可能性はあると思います。

この手紙を、受付でチェックイン時に提出され、診察前に医師に読んで頂くようにお願いされると良いと思います。


https://docs.google.com/document/d/1bs4GHH5A5l_qBV_3L9teUpkG6JRJq5xEuRlG16OWszQ/edit


FRCSR 

1 件のコメント:

  1. 3.11に福島県内いた英国人に見せたら、これは大変役に立つと喜んでいました。
    海外に避難した日本人のみならず、被災した外国人にも重要なものです。
    素晴らしいお手紙を作ってくださり有難うございました。

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