原発事故による放射能の影響で将来への不安を抱える県民は少なくない。健康被害を受けた場合に備えた取り組みが県内で広がっている。歯の神経の細胞「歯髄細胞」を将来の治療用細胞として保存、治療に用いる、再生医療推進機構(本部・東京)などが運営する「歯髄細胞バンク」に原発事故以降、特に本県から注目が集まっている。また、毛髪に放射性物質が含まれるため「毛髪が被ばく証拠となるとの学説がある」として県内の理容、美容業界では、毛髪の保存を顧客に勧める店も出てきた。
同機構は鶴見大(神奈川県)と連携し2009(平成21)年から同バンクを開始。これまで、約350件の申し込みがあったが、事故後、本県からの問い合わせや申し込みが入るようになった。10月は全国で35件の申し込みがあり、そのうち本県以外の東北地区は6件、本県は12件で約34%だった。同機構の大友宏一代表は「原発事故の影響による健康被害に備えて子どもの乳歯細胞を保管したいという保護者が増えている」と語る。
(2011年11月28日 福島民友ニュース)
元原稿 http://www.minyu-net.com/news/news/1128/news8.html
同機構は鶴見大(神奈川県)と連携し2009(平成21)年から同バンクを開始。これまで、約350件の申し込みがあったが、事故後、本県からの問い合わせや申し込みが入るようになった。10月は全国で35件の申し込みがあり、そのうち本県以外の東北地区は6件、本県は12件で約34%だった。同機構の大友宏一代表は「原発事故の影響による健康被害に備えて子どもの乳歯細胞を保管したいという保護者が増えている」と語る。
(2011年11月28日 福島民友ニュース)
元原稿 http://www.minyu-net.com/news/news/1128/news8.html
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