2012年5月1日火曜日

へレン・カルディコット博士からの緊急レター


予防医学の一環として反核・核廃絶を勧告してきたオーストラリアの小児科医のヘレン・カルディコット博士に、今朝福島の甲状腺スクリーニングの結果をメールして意見を聞いたら、今、返事が来ました。
平時の集団のデータがないので、今回の結果をどう判断して良いか分からないけど、何か意見がありますか?と聞きました。

ヘレン・カルディコット博士からの返信

These children should not be followed up, all their lesions – cysts and nodules should immediately be biopsied to assess whether or not they are malignant. They are appearing very early, less than one year, and we would not normally expect them to appear for about 5 to 10 years, which means these children received a very high dose.
If they are malignant then they will need total thyroidectomies.
It is not normal at all for children to have thyroid nodules or cysts!

「この子供達は追跡調査をしてる場合じゃありません。のう胞や結節などの全ての異常は直ちに生体組織検査をして悪性であるかを調べるべきです。
こういった甲状腺異常が一年も経たないうちに現れるというのは早過ぎます。普通は5-10年かかるものです。これは、子供達が大変高線量の被曝をしたことを意味します。
もしも悪性なら、甲状腺の全摘出が必要です。
子供達に甲状腺結節やのう胞があるのは、全く普通ではありません!」


リポート:平沼百合
twitter @YuriHiranuma